人材ブリッジバンクご利用者様の声(その23)


日本雇用創出機構人材ブリッジバンク制度をご利用されて、転身に成功された方の体験談を掲載します。

プロフィール

49歳。女性。活動期間6ヶ月。

お世話になるまでの経緯

所属部署の業務が外部委託され、その委託先に転籍含みで部署が解散、転籍かそれ以外の選択が必要になり、その結果日本雇用創出機構への出向となった。

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新たに配属された4人で座学を受講し、続いてこれまでの仕事に対する意識確認や、実際してきた業務の棚卸を行った。職務経歴書や自己アピール文を互いに吟味することで、独りで作成するよりも圧倒的にわかり易いものができたと思う。これら書類を完成し、求人の探し方等を学ぶことで10月が終わった。
この就職活動の為の書類準備をここで行えたことは、自宅で個人活動するよりずっと前向きな気持ちで臨め、書類の出来を大きく左右したと確信する。この環境に感謝する次第である。

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元社から早期退職優遇制度が発表された。会社は自分のような者から取得して欲しいのだろうと想像するも、どうしたら自分は一番幸せなのだろうと考えるうちに、日々が過ぎていった。
この時期から実際の求職活動に着手し、数社と面接が叶った。出向に拒否反応を示す会社もあり、転籍の方が活動しやすいとも感じていた。また、二次面接に進めた案件もあったが、通勤が困難でお断りした。やはり、どんな会社か行ってみて、面接者という限られた方々にしても実際に対峙して感じ取ることが、非常に大切と感じた。

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早期退職優遇制度の応募期限が年末にあり、家族と相談して応募を決め、以後は転籍案件を探すこととなった。本当にこれでよいのかと漠然と考えつつも賽は投げられた訳で、背水の陣、何とか4月に就職しようと気合も入った。
ハローワークや人材紹介エージェント等から案件に応募、今まで使うことのなかった資格を使う専門職を中心に、複数社の面接に臨んだ。期間を通じて私は応募数が少なめだったが、企業案件で書類選考に落ちる場合は、年齢や性別を理由とされたことが多かった。
そんな中、産業雇用安定センターから、ある企業の紹介を受けた。小さくも同業で前職と同職種、当初は相手会社も私も乗り気で面接を迎えた。しかし、早期退職により出向できない(=人件費大)ことが逆にネックとなり、結局、人員バランスを理由に採用が見送られた。決まると思ったものが流れ、残念ではあったが、これも縁と切り替えることにした。そしてこの経験は、年明けからの活動に前向きに臨む契機となった。

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12月と同様の活動を続け、1月末までに企業1社(同業他社の子会社)と専門職7社の内定を取得した。専門職は自宅近くの会社を中心に応募し、ほぼ全てが内定。未経験の割にかなり良い条件と紹介業者は喜んでくれたが、シフト勤務やバックアップ体制の違い等の環境変化に、今一つ踏み切れなかった。
この頃、ある業者より、ある企業のシニア職の紹介を受けた。旧知の企業で前職を生かせる仕事である。他業者はスタッフ職の紹介が中心のことも踏まえ、紹介業者や日本雇用の担当コンサルタントと相談を重ね、返答期限の関係から保有する専門職等の内定を全て辞退し、この会社を受験することとした。

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親が体調を崩し、一番融通が利くのが私なので、思い切ってサポートしに行くことにした。このため1月から進めていた企業の面接を中旬以降にずらして頂き、受験に必要なWEB適性試験と翻訳(専門文書の英訳/和訳)の事前課題を提出し、10日ほど帰省した。
帰阪し、出社翌日に面接。前職と同職の受験のため、これまでの職務内容をかなり細かく確認され、無事に内定を取得。続いて採用通知をいただくことができた。

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採用条件、仕事の役割等を考慮し、上記企業にお世話になると決め、承諾書を返送した。9月に転籍拒否した会社と同業同職種かつ同等の条件だが、転籍拒否した会社より歴史と実績があり、よかったと感じている。なお、この後も他社から内定をいただけたが、全てお断りした。

最後に

この活動を通じ、最後はやはり人柄・人間力と改めて実感しました。今後の社会生活で躓くことがあっても、誠意ある人であれと肝に銘じたいと思っています。また、良い条件を獲得したと周囲に言って頂けても元社には劣っており、何にしても元社のこれまでには感謝すべきと思いました。

日常的にプロのアドバイスに触れられたことや同じの境遇の方々との雑談など、独りで職探しをするのとは違うこの環境全てが、大きな励みになりました。何より毎朝きちんと出勤し、自席やPC・備品があって、元社同様の環境で活動できたことは、私にとっては自己管理もしやすく、本当に良かったです。

ただ、せっかくパソナさんの傘下だったのに、ご縁がなかったグループ企業があったことや、登録した後は音沙汰なしだった会社があったことは、期待もあっただけに残念でした。

ともあれ、半年でいなくなるのに日本雇用創出機構の皆様には、仲間と言って頂け、普段から私達を受け入れて頂け、共に喜んで頂けたことは、とても心強かったです。本当にありがとうございました。

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